顔 目 目 くりもと眼科 KURIMOTO EYE CLINIC
Myopia suppression

近視抑制

くりもと眼科

近視の進行を
少しでも早く抑制する。

近年ではスマートフォンなどの普及により発症が低年齢化、有病率は世界的に増加傾向です。
子どもたちの視力は年々低下傾向にあり、近視が発症した際、いかに近視進行を抑制するかが重要です。

発症年齢が低いほど進行しやすく、将来的に強度近視になりやすい傾向も見受けられます。
当院では、進行をできるだけ下記のような治療を行い抑制する治療を行っています。

( 近視抑制の治療例 )

低濃度アトロピン
点眼治療
目薬点眼

近視のあるお子様に、毎日1回寝る前に点眼をしていただく治療法です。

近視の進行を遅らせる(眼軸長の進展を抑制する)という点で
統計的・臨床的に有意義な効果が確認されている治療法の一つです。

近視の進行が完全に止まるわけではありませんが、
2年間継続して使用することで、
何もしない方と比べ近視の進行を軽減できることが報告されています。

  • 今ある近視を改善するものではありません。
治療対象となる方

12歳以下で、中等度(-6.0D)以下の近視の方。
3ヶ月ごとの定期通院が可能な方。

治療を希望される方は、まずご予約いただいてご相談ください。

費用について
点眼可能か判定する適応検査
4,000円
初回検査費用+点眼薬1本
550円+4,000円
1週後の検査費用+点眼薬2本
550円+8,000円
定期検査費用+点眼薬3本(3ヶ月毎)
550円+12,000円
点眼薬1本
4,000円
  • 保険対象外(自費診療)の治療です。
諸事項
副作用・リスク

まれにまぶしさ、近方の見づらさ、かゆみ、動悸、目の充血、喉の渇きなどの副作用が生じることも。点眼後に異常を感じたら当院までご連絡ください。

医薬品医療機器等法上の承認

未承認

入手経路

国内販売代理店経由

同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無

オルソケラトロジー
レンズ装用

寝ている間、特殊なコンタクトレンズを装用することで、近視を減らす治療です。
日中はレンズを付ける必要がなく、スポーツも裸眼で楽しめます。
大人から子どもまで使用でき、子どもさんには近視抑制効果があることが報告されています。

( オルソケラトロジーの仕組み )

特殊な形をしたコンタクトレンズで角膜の形状を平坦に矯正し、視力を回復させます。
回復した視力はレンズを外しても一定期間維持されるため、日中は裸眼でも見えるようになります。
レーシックやICLと違い、合わなければ元に戻すことができるため安心して始めていただけます。

  • 装用を中止すると目は元に戻ります。
治療対象となる方

3か月ごとの定期的な受診が可能な方(小学校低学年〜高齢者まで)
治療を希望される方は、まずご予約いただいてご相談ください。

費用について
両眼
150,000円
  • 保険対象外(自費診療)ですが、医療費控除の対象となる治療です。
    1ヶ月目までの検診代が含まれます。
    2ヶ月目以降の検診は、1回につき3千円(税込)がかかります。
よくある質問
連続装用しても大丈夫ですか?

もともとこのレンズには、連続装用可能な酸素透過性がありますが、角膜炎などの病気を生じるリスクが高まりますので、医師の判断が必要です。ご相談ください。

レンズはずっと使えますか?

レンズの寿命は2~3年程度のため、時期がきたら交換する必要があるとお考え下さい。

レンズでおこる合併症はありますか?

正しく医師の処方通りに使用すれば問題が起こる事はありません。

どのくらいの期間で効果が現れますか?

近視の強さにより個人差がありますが、一般的に効果が現れるのは早く、数時間から遅くても1週間くらいで効果が分かります。

レンズ使用の年齢制限はありますか?

小学校低学年から高齢者までが対象となります。

通院期間はどのくらいですか?

レンズが到着して治療がはじまると、当院の規定として翌日・1週間後・2週間後・3週間後・1ヶ月後・2ヵ月後・3ヶ月後の定期検査があります。その後は、3ヶ月に1度の定期検査を受けてください。

レッドライト治療
照射治療

当院でお渡しする機器を使って、週5日(3分間を1日に2回)ご自宅で機器を覗き込み、
ご自身で目に赤色光(レッドライト)を当てていただく治療法です。

この光を繰り返し目に当てると、眼底の血流が良くなり、代謝が上がることによって
近視の進行を遅らせる(眼軸長の進展を抑制する)効果があると証明されています。

治療対象となる方

3〜16歳で、軽度~強度近視眼の方。
1〜3ヶ月ごとに来院し、 診察・検査を定期的に受けることが可能な方。

治療を希望される方は、まずご予約いただいてご相談ください。

  • 3〜8歳の方はご家族の管理が必要です。

( 施術ができない場合 )

  • 斜視と診断された
  • どちらかの眼に屈折異常以外の異常、その他の全身的な異常がある
  • 遺伝性網脈絡膜疾患、スターガルト病、網膜色素変性症、黄斑ジストロフィーなどの家族歴がある
  • 光治療に対する過敏症がある
  • 瞳孔散大(散瞳)のある、またはアトロピン、シクロペントラート、トロピカミドなどの瞳孔散大を引き起こす可能性のある薬剤を投与した後
  • 低濃度アトロピン点眼治療をおこなっている(レッドライト治療開始までに14日間以上の休薬が必要)
  • オルソケラトロジー・多焦点ソフトコンタクトレンズは併用が可能です。
費用について

( 当院での費用 )

治療可能か判定する適応検査
5,500円
機器レンタル費用
140,000円
定期検査費用
(治療開始1・3・6・12ヶ月目)
5,500円
  • 2年目以降は定期検査費用のみが発生します。(定期検査は3ヶ月毎となります)
  • 保険対象外(自費診療)・高額医療費制度対象外の治療です。

( その他の費用 )

当院での費用とは別に、機器使用のサブスクリプション料金が発生します。
患者様ご自身で、機器のポータルサイトからお支払いいただきます。

サブスクリプション料金
8,250円/月
  • お支払い方法はクレジットカード払いのみとなります。(JCBはご使用不可)

サブスクリプション料金については、
毎月払いの他に、1年分/2年分一括払いもお選びいただけます。

1年分一括払い
89,100円
-10%ディスカウント
2年分一括払い
158,400円
-20%ディスカウント
治療までの流れ

1適応検査

施術可能かどうかを判定するための適応検査を行った後、
問診と、機器や費用についてのご説明をいたします。

( 検査内容 )

  • 自覚、他覚的屈折検査
  • 眼軸長測定
  • 眼底検査(クララス・OCT・自発蛍光)
  • スリット検査(角膜、結膜、水晶体、虹彩などの前眼部)

2機器のお渡し(当院にて)

海外発送のため、ご注文後から機器が届くまでに時間がかかります。

3機器の登録・治療(ご自宅にて)

専用のポータルサイトから機器の登録を行い、機器をご自宅のインターネットに接続していただいたら、治療を開始します。

  • 機器をご使用の際は、Wi-Fi環境が必要となります。
諸事項
副作用・リスク

一時的なまぶしさ、閃光盲、残像が生じる場合があります。

副作用を最小限に抑えるため、治療後は3分間程度目を閉じて休むことが推奨されており、治療回数を重ねることで副作用の持続時間は短くなると言われています。

本機器の有害事象については、使用者7万5000人のうち5件(0.0067%)と報告されています。いずれの患者様も、治療中止してから数か月で全例が回復したと報告されています。自覚症状として「治療後に5分以上持続するまぶしさや残像」の訴えが挙げられています。

医薬品医療機器等法上の承認

未承認

入手経路

Eyerising international

同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無

諸外国における安全性等に係る情報

https://www.eyelens.jp/media/eyerising/eyerising-guide-device.mp4

各国の承認状況

Eyerising近視治療用機器は、30か国以上で医療機器として許可されており、全世界で既に15万人以上の小児に使用されています。

  • BSIノーティフィボディ  ISO13485 2016の適合性認証取得
  • ヨーロッパ・CEマーク・クラスⅡa
  • イギリス・MHRA(医薬品・衣料製品規制庁)・クラスⅡa
  • ニュージーランド・Medsafe(医薬品医療機器安全当局)・クラスⅡa
  • オーストラリア・TGA(保健省薬品・医薬品行政局)・クラスⅡa
  • 中国・CFDA(中国食品薬品監督管理総局)クラスⅡ
治療中の方へ

主な診療一覧

大学病院で26年間、主に緑内障・神経眼科を専門として診療に携わってきました。
一般眼科や白内障の治療にも力をいれており、日帰り手術を行う設備も整っています。